Milk Bottle Bottom

おじいちゃんに「おんめぇ牛乳瓶の底みたいなメガネしてんなぁ」と言われつつ、世界ノマド準備中の23歳フリーランサー。

人生何事も自分で実際にやってみなきゃわかんなくね?ってことで、タトゥーいれてきた。

ちょっくら腕に模様いれてきました。

f:id:powershake:20151215194619p:plain

OH MY GOODNESS!!!

f:id:powershake:20151215192203j:plain

当初の自分のアイデアと、tattooerのユーモアが合わさってできたお気に入りのデザイン:D スーパー最高。

f:id:powershake:20151215192351j:plain

思ったより血は出ない。そして、ハイテク風のようわからんフィルム。3日経ったらシャワーで流しながら剝がすんだと。

f:id:powershake:20151215192409j:plain

下絵。この時が一番怖かった。。

 

===

さて。

実際に入れてみて、最初に思ったのが、

 

タトゥーほど、「実際にやってみないとどんなもんかわからないくせに、実際にやってみるのが気軽じゃない」行為はないってこと。

 

だとすると、実際にやってみた人が情報を拡散するのはまぁまぁ意味あると思うので、

 

1.なんでこのデザインと色になったか

2.実際に入れてみての発見と感想

3.提言

 

の3本立てでお送りします。

 

あと、動画を撮ったんですが、それが結構面白い&リアルに伝わるので、編集して近日中にアップするから見てください。笑

---

1.なしてこの色とかたち

 

色は、青が好きだからです。見てると心が和みます。

逆三角なのは、

(a) LGBTのシンボルだから

  →ナチスドイツでゲイとレズビアンにつけられた印で、このマークがついてる人は「抹殺対象」だったことから、今はユーモアとして逆にプライドを表すマークとして使われたりもします。いわゆるゲイプライドみたいなね。まぁ人生いろいろあったけど、レズビアンである自分が気にいってます、楽しいし。笑

 

(b)腕を広げると ▶︎ 再生ボタンのマークだから

 →ご存知の方も多いですが、映画、音楽、youtube動画etcめっちゃ好きなんですよね。笑 過去23年間の人生で最も押してるボタンだとおもう、再生ボタン。。。笑

 

で、最初は単に青く塗りつぶそうと思ってたんですが、

塗りつぶし終わる直前に、彫り師さんの

 

「なんか、、富士山みたいに見えるね。笑」

 

という一言が気に入って、偶然最後に残ってたカドだけ塗らないでもらいました。

f:id:powershake:20151215192203j:plain

直線じゃなく、くるっと残してもらった部分がめっちゃお気に入りです^^ 遊びがあっていいでしょ。笑

 

当初予想もしなかったところで、富士山という3つ目のアイデアが舞い降りたとき

「人生ってやっぱ、計画の通りにはいかないもんだなぁ」と改めて思いました。なむ。

 

 

2.感想と発見

・くそ痛い

 →私がナメてたのもあるんですが、想像してたより約1.8倍くらい痛かったです。2倍まではいきませんが、1.5倍よりは確実に上でした。痛いわ。

最初に針が入った瞬間、タトゥーをいれてる全ての人を尊敬しました。

 

・全体的に歯医者っぽい

→音が歯医者です。あと、想像してたよりも体に振動がくるあたり、歯医者でした。

電動歯ブラシって使ったことあります?あれって、使ってる時結構体に振動くるじゃないですか。あの振動プラス、高速で針が刺さりまくるというか、カッターのとんがってるところが強めに当たってるみたいな感じです。そう、痛いです。

 

・声を出すと痛みがマシになる

→動画見てみてください。ずっと奇声発してました。

 

 

3.提言

・動画を撮ったのは正解

→見返すとめっちゃ面白いです。

 

・きき腕にいれなかったのも正解

→入れた後も結構痛いし、どう頑張っても動かしたい気分にはならないので、きき腕にいれなかったのは正解でした。(ほんとは右腕にいれたかったけど、右だと腕を広げた時◀︎になって再生ボタン▶︎じゃないので諦めた。)

 

・「塗りつぶす」のか「線だけ」なのかが意外に大きな分かれ目

→線だけだったら(ものにもよるけど)10~15分とかで終わるし、結構楽な部類に入ります。

塗りつぶすって、タトゥーに関して言うと結構根気のいる作業のようで、例えば私の場合、

三角のフチどりで10分以内、塗るのに30分強って感じでした。

しかも、フチどりをする時と塗りつぶす時では別々の針を使っていて、人によってはぬりつぶす針のほうが痛いらしい。。。怖!

ここで白状すると、私は”塗りつぶされた青い三角”をゲットしようと意気揚々とスタジオに向かったものの、最初の線だけで予想を超えたイタさにビビって「せ、線だけにしよっかな・・・」ってなりました。笑 

で、その場で決心できないならそれも可能らしいです。線だけ彫って、塗りたくなったらもう一回行くのもOKなんだと。(塗りつぶすのに料金がかかるらしいけど)

私の場合、あそこで止めてたら富士山のアイデアが浮かぶこともなかったので、思い切って続けたのは正解でした。まる。

 

・彫り師さんとの会話のネタを用意していくともっと良かった

→声を出す、話をすると気が紛れて痛みがちょっとだけマシになります。

けど、アタマがいっぱいいっぱいで話のネタが浮かばなくて、つまんない話題を振っちゃうと余計に会話につまっちゃうという悪循環が生まれます。

私は「ビートルズの曲を聴けばリラックスできるかも^-^」などと考え、プレイリストを組んで持ってmacbookまで持って行きましたが、スタジオに着いた瞬間くそ大音量のヘビメタに圧倒され、まさかイエローサブマリン流してほしいなんて言えませんでした。完全にムダでした。そんなことしてる時間あるなら、会話のネタ考えていったほうが100倍役に立ったと思います。

 

・ゆったりしたカーディガンorパーカーを着るべし

→腕の場合、入れ終わった後も気になって頻繁に見る&締め付けがいい効果をもたらすわけないので、ゆったりしていて、着脱ぎのしやすい服で行くとベストです。私はわりとぴったりめのパーカーを着て行ったため、入れ終わって興奮がさめるまでの3時間くらいずっと半袖でした。寒かった・・・。

 

 

最後に、

一番思ったことは、

「気になってるならとっととやってみるべき」

です。

 

 

ビビリすぎた&実際結構痛かったため疲れたので、とりあえず当日の報告はこのくらいにします。

(ちなみに、このサイズで40〜50分くらい彫ってたと思う。たぶん)

 

実は、この直前にあるハプニングが起こって「ああ私の人生ってどこまでもネタなんだな」と思わざるを得ない感じになったんですが、それについてはまた今度^^

 

f:id:powershake:20151215212526j:plain

遠目にみるとこんな感じ

ほんじゃーね!

仕事とかで「自分ができてないから人にも指摘できなかった。。」という思考がマジで何よりも最悪な件(ほんと今日以降やめて)

どうも。ご覧のように、釣りなタイトルを考えるのがへたっぴなしんばです。

 

f:id:powershake:20151202191542j:plain

タイトル考えてるときこんなまさに感じの気分

 

今日、車を運転しているとき、なぜか久々に頭に浮かんできた持論についてサラッと話したいと思います。

 

 

タイトルの通り、私は

自分もできてないのに、他人に指摘するのが苦手なんだよね・・・

みたいなことを言うやつに出会うと、白目を向かずにはいられません(※)。

(※ 直訳:愚かすぎて大嫌いです)

 

また、中高生くらいから

「自分ができてないくせに人に言うなよな!」

みたいなことを言われたり、暗に示されたりすると、

「ん?・・・その仕組みなーんか変じゃね?」

違和感を感じていました。

 

なので、リクルートでの会社員時代も(半年しかいなかったけど笑)、高校の部活とかでも、

自分ができているかどうかに関わらず

また、

その内容に関わらず(=言いづらいようなことであっても

 

・気づいたこと

・改善すべきと思うこと

・発信すべき意見

 

etc.は上司だろうと、落ち込んだら面倒くさそうな同期(笑)だろうと、構わず伝えていました。

(余談ですが、私は真剣にフィードバックしようとするとどぉーーーーしてもトゲのある言い方になっちゃうので、頭にきた人もたくさんいたと思います。反省するとともに、くそ生意気な私を殴らずにいてくれた全ての人に感謝しています。笑)

 

 

さて、私がこのように考えて、実際に行動していた理由は次に述べる①だったのですが、

車を運転しているときにハッと②を思いついたので、ここにまとめて記録します。

 

理由①

『組織の改善・レベルアップにつながる気づきを得たのに、それを発信しないでいることはただの怠慢であり、組織のメンバーとして価値なし』

 

→少なくとも私が見聞きした周囲では、

「人に言えない、全体に発信できない」理由のほとんどは、

「他人からどう思われるか」、すなわち、

「これを指摘したら『あの人自分ができてないくせにほざいてるよ・・・』と思われるんじゃないか」

という、この世で最もムダでアホくさい心配でした。

 

まぁ、かのアリテレも言うように「人間はポリス的動物」なので、気にするのもわからなくはないのだが・・・

 

でもね、これって突き詰めると何が起こっているかというと

 

自分の体裁を優先させて()、チームの利益は知りましぇん! 秘技・素知らぬカオで放置っ!」

 

てことでしょ。これさぁ、ダメじゃね?全然ダメじゃん。

 

もし、「仲良くなって、なんとなーくカドを立てずに楽しく過ごす」ために集まった集団・組織なら別にいいと思う、それで。

「来ても来なくてもいい町内会のゲートボールの会」くらいのユルさなら。

 

けどさぁ、

会社とか部活とか、「何かしら、”あるミッション/目標”を達成するための」組織に、

”あるミッション/目標”を達成するために」存在している状況で、

”あるミッション/目標”を達成するために」すべきことがあるのに、

チキってやらないって、論外にもほどがない?と思うのです。存在する意味ないじゃん。

 

また、私がコレを「この世で最もムダアホくさい心配」

 と表現するのには、2つ理由があります。

 

【理由A】

そもそも、「自分ができてないくせに言うなよ」などと考える次元の低い残念な人はあまりいない

 

→ つまり、いらぬ心配をしていると思うのです。

別に誰もそんなたいして気にしないのに、必要以上にセルフブランディング守ろうとしたりカッコつけようとしていませんか?いつも確実に正解と確信できてようやく提示したり、間違いなく批難されないと思えるようなことしか口にしていないのでは?

 

別にね、大丈夫。間違えても。いいじゃん別に。

 

てかむしろ、自分できてなくてくっそ言いづらいのに言ったことを称賛すべきでしょ。

やりたかないけど、少しでもなにかチームの利益になるように、行動したんでしょ。めっちゃいいじゃんそれ。最高じゃん。確実に本日のMVPじゃん。

 

逆に、「一切のムダを省こう」とか「これは確実にあってるから発言する価値あるかな・・・」みたいにピリピリしだすと、

どんどんその気疲れハンパない良いのか悪いのかよくわかんない緊張感みたいのが増幅していって、

会話弾まないから得るものも少ない初めてのお見合いみたいなMTGになって、結果、疲れんだよ。

 

【理由 B】

「とるに足らない奴の定理」

 

→ここで、しんばの秘技 ; とるに足らない奴の定理 を紹介します。

 

この定理をどうやって使うか、ケーススタディで説明しますね。 

 

仮にね、「てめーできてないくせにほざいてんなよなー」という輩がいたとします。

 

 

ほっとけ。そんなやつ。

 

 

以上、とってもカンタンです。

 

 

だってそいつ、今後一生口もききたくないほど思考の次元低くね?

そんなとるに足らない奴にどう思われても、別によくね?

気にするだけ時間と労力のムダじゃね?

 

 と1000%思うのです。思いませんか?

 

 

つまり、A・Bまとめると、

1.そもそもそんなこと思う人いないから大丈夫。

2.仮にいたとしても、そんなこと思う奴から何言われようと気にする価値ないから大丈夫。

 

そう、なんにせよ大丈夫なのです。

ほんとは大丈夫なのに、心配してるなんてムダでアホくさいでしょ。

 

オバケ怖いからトイレ行かないのと同じくらいムダでアホです。はよ行け。

 

理由②

(なんかもうこんだけ言えば充分な気もしますが、車で思いついたのはこっちなので書くと、)

もし仮に「できてない人しか言っちゃダメ」だとすると、

 

優秀な人が集まった組織はフィードバック機能がよく働いてどんどんレベルアップし、

残念な人が集まった組織は誰もなにも言えなくてどんどん堕落していく

 

という末恐ろしいサイクルが生まれる

 

よね?これヤバくないですか?

 

んで、今書いていて思ったけど、最悪の場合

優秀な人が集まった組織でもやっぱりレベルの差ってあるから、その中でさらに言える人と言えない人がでてきたりするよね・・・。

 

なんにせよ、最悪なのです。

 

最悪だから、やめましょう!

 

おわり

てめーのパッションはどこに行った

今日、

 

・私

・おばあちゃん

・おじいちゃん

・おじさん(おばあちゃんとおじいちゃんの息子)

 

の4人で、お寿司を食べに行きました。🍣

 

まぁ、お寿司はとても美味しかったのですが、

おばあちゃんとおじいちゃんとおじさんの話の内容を聞いていると、私に関する話以外、ほとんど

 

の話

病気の話

年金制度が崩壊した

アルツハイマーの話

 

しかなくて、とても悲しくなりました

 

これが楽しい」とか、「これが素晴らしい」とか、

何かに情熱を捧げるような話題はマジでひとつもなくて、ビックリしました。

 

確かに、少なくとも今の日本・世界で生きるためにはお金が必要だし、

稼がなくちゃいけないのはわかるけど、

 

「(うまく)金を稼ぐ方法」ことと同じくらい、むしろそれ以上に、

 

自分は何に対して情熱を燃やせるのか」、

何をしているとき、自分は楽しくて、輝けるのか(なんなら別に輝いてなくても全然よい)」

 

を見つけることが、大事だなとつくづく感じました。

 

金や社会的地位だけを追っても、あとに残るものにワクワクとか、喜びみたいなものはないんだなぁと。

 

 

おじさんも、おばあちゃんも、おじいちゃんも(2人はリタイアしてるけど)、社会的には「立派な」「エラい」部類の人ですが、

上のようなトピックについて話しているときの残念さといったらなかった。

 

 

お寿司は美味しかったけど、悲しかった・・・。

ワサビは上品な味で、そんなに辛くなかったけど、涙が出そうでした。

 

おすしまい

 

Matress Performance(Carry That Weight)とEmma Sulkowiczのその後

簡潔に言うと、

彼女の大学卒業により、パフォーマンス自体は終了しています。

(レイプ事件が解決したという意味では決してない)

 

===

 

ちょうど一年前、結構バズっていた記事だったのでご存知の方も多いでしょうが、

Emma Sulkowiczや彼女のMatress Performanceを覚えていますか?

 

http://41.media.tumblr.com/7b9b8235d90f9e588cf26c390a2046dc/tumblr_nnd4lgBd9s1qk91wgo1_1280.jpg

このマット、どんくらい重いか知ってるぅ〜?

 

これとか読んだことある人結構いるんじゃないかな

www.huffingtonpost.jp

 

 

個人的にかなり印象が強くて、この1年間ときどき頭の片隅に思い出したりしていて、

気になったので、その後どうなったのかチラっと調べてみました。

 

===

 

【そもそもMatress Performanceとはなんぞや】

2014年9月にスタートした、アートパフォーマンス/抵抗運動的なものです。

 

2012年、アメリカはコロンビア大学で当時2年生だった Emma Sulkowicz が大学内の寮の自室で同学年の男子学生にアナルをレイプされ(たと主張したが相手の男子学生と大学はこれを認めていない)、

これら一連の経験を受けて彼女は、

レイプされたときに使っていたコロンビア大学寮デフォルトのマットレスと同じ型のマットレスを、

 

大学にいるときは必ず持ち歩く

 

という活動を始めたのです。

 

これは、

レイプの被害者として、彼女なりの主張/抵抗運動であるのと同時に、

アートメジャーの学生として、彼女が取り組むアートの題材でもありました。

 

ちなみに、私も今日まで知りませんでしたが、このマットレス

約50lb(ポンド) = 20kg

 もあります。

 

そう、くっっっっそ重い のです。

文字通りっていうか、二つの意味で Carry That Weight なんです。

 

 

(注)しんば自身はレイプ事件の真偽についての判断はしていません。この記事では便宜上「レイプされた」等の表記をしますが、それは「実際にレイプされた」と私が判断していることを意味しません。Ms,Salkowiczが虚偽の主張をしているとも思っていないし、また大学側や被疑者とされる学生が認めていない以上、本当のことはしんばにはわかりません。

 

もっと細かく知りたい人は見てみてね↓

 

Mattress Performance (Carry That Weight) - Wikipedia, the free encyclopedia

Mattress Performance, A Legacy of Activism - artnet News

 

 (結構タイプ) 

 

ってのはおいといて..

 

 

 

で、しんばの中でこれはかなり印象強く残っていました。

 

①レイプされたことをオープンにして

②しかもアートに昇華して

③しかもそのアートめっちゃ大変そう

 

だったから。

 

今日まで「すげえ」と思うだけでその後どうなったかはググらずにきましたが、なんやらいろいろわかったのでシェア。なぜかこれに関してはサクっとブログを書く気になった・・・。珍

 

===

 

 思わず笑っちゃったんだけど、これ

Columbia Student Emma Sulkowicz Still Carrying Mattress Around Campus - Business Insider

 

冒頭...

Columbia University senior Emma Sulkowicz has learned that the best way to carry a dorm mattress around campus is using four people — one at each corner.

 

コロンビア大学4年生のEmma Sulkowiczは、例のマットレスを持ち歩くのは4人で手分けしてそれぞれがカドを持つとめっちゃ楽と気付いたようである」

 

爆笑。

まぁ、そらそうだわな。

 

Emmaの名前やcarry that weightをググると、彼女が一人でマットレスを持ち運ぶ写真がズラーっと出てきます。

 

で、実は彼女、このパフォーマンスにいくつかルールを設けていて、

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/90/Mattress_Performance_rules_of_engagement.jpg

http://static01.nyt.com/images/2014/09/22/arts/JPPROTEST/JPPROTEST-articleLarge.jpg

彼女は、自分から誰かに「運ぶの手伝って」とは言えないことになってるんです。

 

が、相手から手伝いをオファーされた場合はOKで、

実際、キャンパス内では多くの学生がマットレスを運ぶのを手伝っていたようです。

 

まぁマットレス20kgだからね。(ていうかポンドからキロの変換とかこれで間違いないか不安。20kgってやばくない?引きずるのもしんどいレベルだと思うんだけど)

 

Emmaは「首や肩が痛い」と述べています。そうだよなぁ・・・

 

私もコロンビア大学を訪れたことがあるんですが、結構広い上に階段が多いキャンパスです。あそこででかくて重いマットレス運んで歩くの、ま!じ!で!大変だと思う

 

 

 

んで、最初に述べた通りこのプロジェクト、彼女の卒業をもって完結するんですが、それがまたすごくて・・・

 

なんと、約一年間キャンパス内でそうしてきたように、

マットレスを持って卒業式に出席します。

Columbia University student Emma Sulkowicz carried her mattress across her graduation stage - Quartz

http://media4.s-nbcnews.com/j/newscms/2015_21/1032651/150519-emma-sulkowicz-mattress_stage_web_b819797fb098df02e19f589eda45e542.nbcnews-ux-2880-1000.jpg

まじでかっこいい。

 

www.youtube.com

なにげにマットレスもコロンビアのスクールカラーであるcolumbia blueを召してるところがツボw (他の写真は基本ネイビーのシーツだからたぶんこの日に合わせ着せ替えてるんだと思います。その発想/ユーモアも最高。)

 

ただ、大学側はもともと「式の進行を妨げるような大きな物体は持参しないように」と生徒に求めていて、

それでもマットレスを持参したEmmaとその友人たちが壇上に上がった際、学長のLee Bollingerは「振り返り、何かを拾うような動作」をして彼女たちと握手をしませんでした。(他の卒業生徒は一人一人握手を交わしています)

 

 

んで、

私が「卒業式と同時にパフォーマンスが終了した」と知った瞬間、次に気になったことは、

 

このマットレス、どうすんの・・・?

 

でした。

 

これに関して彼女は、

“If some sort of museum wants to buy it, then I’m open to that. But I’m not going to just throw it away.”

 

「もし美術館とかそういう類の施設がこのマットを買いたいなら、それもあり得る。何にせよ、ただ捨てるということはないと思う」

 

と述べています。

 

実際にこれがどうなったか、2015年11月22日現在どこにあるかまではちょっと今力尽きて調べてないのでわからないのですが、調べたらわかるかも。

 

感想 : すげえ

 

うまく言葉で表現できませんが、Carry that weightもEmma Sulkowiczも私にかなり深く刺さっていて、

このパフォーマンスが終了したと知った今も、今後も、刺激を受け続けると思います。

 

===

 

〜お知らせ〜

 

あんまり関係ありませんが、最近Podcast始めました。

soundcloud.com

(ちょっとまだめんどくさくてiTunesに申請してないのはここだけの話・・・。)

(します。ちゃんとします。とりあえずSound Cloudにあがってます)

 

 

みなさんご存知(か知らんけど)、親友のKazuki

www.youtube.com

とスカイプしていて、突然「あ、こいつとPodcastしよう!」と閃いて始めました。

 

というのも、これは第1回のトピックでもあるのですが、

kazukiの会社の新人社員研修で、講師として登場した先輩社員が

「お土産(見た目お菓子っぽい)を持参しました。2種類あるんだけど、片方は数が少ないから女性優先ね!」

的なことを言ったらしく、それをその場で聞いたKazukiと、のちにその話を聞いた私は「いやいやいやいやw」となったのです。

 

DOES PUSSY EAT COOKIES?!

”マ*コがクッキーを食うのかよ?!”

 

と。

 

クッキー、甘いもの=女性って、誰が決めたのよ?

逆に、男がクッキー食う権利は軽んじられるのかいな? 

 

ひゃだもうそういうの勘弁してよほぉお・・・😂

 

みたいな感じで衝撃を受けて、「こういう違和感、発信していかなあかん!」と思って始めたPODCASTです。

(チャンネル名の”DPEC”(デイペック)は、podcastを始めるキッカケになったこのエピソードDoes Pussy Eat Cookiesからとりました。卑猥な内容を扱うつもりは一切ありません。APEC、環太平洋首脳なんちゃら会議みたいで語呂がいいでしょw)

 

 

なので主なトピックは、普段から私たちが話しているような

 

LGBT issue/レズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダー的な話

anti slut-shaming/別に女性がオープンにセックスやオナニーを楽しんでもよくない?的な話

gender equarity/(特に日本社会における)ジェンダーの話 ex.「スイーツ=女性みたいな関連付け変じゃね?」とか

good movie,music,musicaletc/イケてるアート、ムーブメント、音楽、映画、ミュージカル、コーヒーetc

 

 になっていく予定です。

 

で、これはあくまでも私個人の勝手な野望ですが、

LGBTの小中高生(に限らないけど)、特に、今自分が属しているコミュニティでLGBTであることをオープンにできなかったり、情報を得る手段や、同じくLGBTである誰かと繋がる手立てがなかなかない人」に聞いてもらって、自己肯定できるキッカケみたいになったらよいな〜と思っています。

 

あとは、「テレビに出るんじゃない、まじでふっつーなLGBTってどんなもん」とか、リアルに感じてもらえたらと思います。友人とかにカムアウトされて、なんか接し方がわかんないとか、理解しようにも周囲にいないとか、そんな人の役にもたったらなーと思っています。

 

 

これまで聞いてるだけだとわからなかったけど、

実際にやってみると「第三者が聴いてて退屈にならないようにする」のって結構難しくて、

私たちもまだまだ 時々面白くて、時々はつまんなくなっちゃう みたいな感じですが、

学びつつやっていくので、しんばの生存確認/続かないブログの代わりだと思って聞いてくださいな。

 

そんじゃーね!

 

ジョンの素直さに感動した日 ~免許合宿4日目~

Ni Hao!私よ。

 

今日はですね、私と同じ日に免許合宿にジョインした10人のうちの一人である、ジョン(本人がそう名乗ってるので、その通称を尊重しています。笑)の行動に、静かに、かつ、じわじわと深く感動させられた話をします。

 

一言に「感動」と言ってもいろんなものがありますが、

「感動の種類」としては、その出来事が起こった瞬間に「おお!素晴らしい!」ってすぐさま衝撃が走る感じのものではなくて、

時間が経つにつてじわじわと「おぉ、なんかこれって素晴らしいことだよなぁ・・・(しみじみ)」と気付く感じのものです。

 

なんかこう、辛い食べ物でもありますよね?

口に入れた瞬間「辛っっ!!!!」ってなるやつと、

口に入れて最初もぐもぐしてる間は「ん~?別に大したことn・・・」って感じで、ちょっとすると「・・・あ!やばい!これ辛い!!!!」みたいになるやつ。四川のマーボードウフみたいな。

 

今回の感動は後者、四川料理ishな感動でした。

 

===

 

今日の午後、私が洗濯をしようと男子寮のある2階のコインランドリーコーナーにいると、ジョンが通りかかりました。

 

ジョンは一言でいうと、「小学生男子」です。

 

いや、もちろん小学校に通っているわけではありません。ジョンは18歳で、千葉かどっかから来た男性です。中学を卒業したあと、高校という選択肢は選ばず、工事現場で働いているらしく、すでに原付の免許を持っています。

 

で、良い悪いの判断は一切せずに、事実をここに書くと、

 

ジョンは本当に、「小学生男子」のようなのです。

 

「中学生」とも「高校生」とも書かないのは、中学~高校くらいになると多くの人が身に着ける、『”恥じらい”とか”自意識”の発達からくる、カッコつけな振る舞い/決まりの悪い自分の一面を隠そうとする姿勢/ある一定レベルのセルフブランディング』みたいなものが、彼の言動にほとんど見られないからです。

 

一言で言うと、

人目を気にしない/究極に自然体/「こう思われたい」という欲がない、

若干失礼な言い方だと、

子供っぽすぎる/精神的に未熟/単純

 

彼の選ぶジョークとか、発言とか、振る舞いとか、服装とか、

何もかもが私に小学生時代を思い出させるのです。笑

 

そう、ただ忘れちゃいけないのは、ジョンはとてもいいやつで(学科の講義中ときどきうるさいけど)、気が利くし、優しいし、おどけはするけど、特別汚い言葉遣いとかもありません。いつも明るくて、元気で、、、そう、彼はまさに「元気で明るい小学生」そのもの。

 

えにうぇい、そんなジョンを私は「普段自分の友達の中にはいない類のマジで新しい生き物だし、たぶんお互いの常識は全然違うけど、悪いやつじゃないし仲良くしたらええやん」くらいに捉えていました。

一緒に入校した10人は結構仲がよく、一緒にごはんを食べたり授業を受けたりしているので、他の人と同様にジョンと接する機会は初日から今まで普通程度にありました。

 

そんな状態で迎えた4日目の午後、私はコインランドリーでジョンに出くわしました。

 

ここまでの説明でなんとなくイメージがついているかもしれませんが、ジョンは勉強が得意なタイプではなく、最低2回合格する必要がある90点合格の100点満点テストにかなりに苦戦していました。

 

一方、私は4日目の時点ですでに2回クリアしていたので、のんきに洗濯なんかしていました。

 

ジョンはふらっと、のんきモードの私のところに歩いてきて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇねぇ!勉強教えてくんない?」

 

とただ一言、顔色も声色も変えずに、いつもの「元気で明るい小学生モード」で言いました。

 

あまりにサラっとお願いされて、

 私はほぼ反射的に「いいよ~」と答え、いつもならそれ以上何も言わず相手に任せるのに、今日は

 

「具体的にいつ、どこでやる?次のコマ空いてるから今から一時間食堂でどう?」

 

と、なぜか自分から提案までしていて、我ながらなんじゃこりゃ状態でした。

 

その瞬間は「なんでかわからんけど、珍しいことしてるなわたし・・・」くらいにしか考えなかったけど、

あれこれ教えて一時間が経った頃、私はなぜ自分にしちゃ珍しく(私は優しくないし、仲のいい友達と可愛い女の子に対して以外は人の面倒もほとんど見る気がしない人間なので、マジで本当に奇跡レベル)こんな1万年に1回くらいの面倒見の良さを発揮したのかがわかってきました。

 

 

たぶん、シンプルに、私はジョンの素直さに感動したのです。

そして、心動かされて、普段ならしないようなことまでしでかしました。

 

 

いや確かにね、素直って言っても、ただ単に一時間勉強に付き合ってってお願いした、それだけのことかもしれません。

 

けど、もし私がジョンと同じ状況だったら、あんなにサッパリと勉強教えてって頼めないと思うのです。

 

まず、たぶん私だったら、「自分が壊滅的にできてない状況」のうちは人に助けを求められません。

 

つまり、100点満点中、85点以上くらいとれてて、「まぁ悪くないけどあと一歩届かないのよね」くらいのレベルまでいっていれば、「まぁ自分もそこそこできてるし、この現状を人に相談するのも恥ずかしくないから、お願いしてみよっかな」と思えるけど、

あの時のジョンみたいに6~7割くらいしかとれてなくて、相談する相手(この場合私)のレベルに対して圧倒的に自分が低い状況だったら、自分のできなさに対する恥ずかしさと、相手に対する引け目で、相談なんて絶対にできない。

同じ日に入校した、レベルの差がつきづらいはずの相手なら尚更です。めっちゃ勇気を振り絞れば、先生のところにはいけるかもしれないけど、たぶん、まずとにかく人に開示しても恥ずかしくない最低レベルまで自力でなんとかして・・・とか、こそこそ考えると思う。

 

あなただったらどうですか?

圧倒的にできていないくそダサい自分を隠さずに、素直に頼みごとができますか?

 

あと、私の感動レベルを上げたのは、これが比較的早いタイミングで起こった出来事だったこと。ジョンにはあと4日合格期限まであったので、まだあれやこれやもがく時間があったのです。自主勉したり、周りのもっと仲のいい男子メンバーに頼んだり、、、

 

もし私だったら、もっと追い込まれていて、時間がなくて、「もう人にお願いするしかない!」みたいになるまで相談できないと思うけど、彼がこのタイミングで私のところに来たのは、人に頼る抵抗感の低さの現れだともいえます。

 

あともう一つ、言葉の素直さも私の感動レベルを上げました。

「勉強教えて!」って、一番シンプルで、文字通りで、伝わりやすい言い方だけど、その一行をなんの前置きもなしに、パッと言うのは絶対簡単じゃない。もっと間接的に伝えたり、その前に話したり、たぶん私はモジモジしたり目をキョロキョロさせたりためらったりしちゃうけど、彼はサラッと、堂々としていたので、それもかなり新鮮に響きました。

 

 

結局ジョンは、私と勉強した直後のテストは合格できず、その次のテストでようやく一回目の合格を果たしたので、私の特別授業は彼にとってあまり意味をなさず、

むしろ、私の方が得るものが多かった一時間になりました。

 

 

 

「困ったときには助けを求める」←学生時代スタバでアルバイトしていたとき暗唱レベルまでたたき込まれた(懐かしい)

「素直なやつが伸びる」←リクルート時代、夢に見るくらい言われた・・・

「人にしてあげると、自分にも返ってくる」←誰に言われたわけでもないけど、一休さんとかちびまるこちゃんとかでこういうテーマありそう

 

小さい時から聞き飽きたようなことではあるけど、実感を伴って理解できるようになるには時間がかかるものなんだなぁ・・・と思った、4日目午後の出来事でした。

 

Zaijan! ほなー!

オーストラリアでのヒッピーな日々 〜免許合宿3日目〜

Hi!私よ。

 

突然ですが、最近無性~~~~にオーストラリアを恋しく思います。

 

f:id:powershake:20151009003220j:plain

f:id:powershake:20151008214754j:plain

この時期、むこうは真夏!

(写っているのは友人Michelleの足なのですが、この正真正銘のカリフォルニアガールがうちたてた数々の伝説は現在の私のマインドに大きな影響を及ぼしています笑)

 

 

 

 

 

さて、オーストラリアです。

1か月前くらいから恋しく思ってはいましたが、最近ますます意識するようになりました。

 

というのも、昨日のエントリー(そこまでダサくするの、オシャレにするよりよっぽど難しいよね・・・? ~免許合宿2日目~ - Milk Bottle Bottom)でも紹介した免許合宿所の寮 Santa Feちゃんは、内装もなんかちょっとアレな感じでして

f:id:powershake:20151008215215j:plain

ドア、突然、アボリジニ風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜなんだ・・・?

他の部分は何もペイントとかないし、室内には植物も飾られてないのに・・・。

この施設、ますますコンセプトが謎です。

 

なんですが、これを目にして私はますますオーストラリアでの日々を思い出すようになりました。

 

 

 

オーストラリアに行ったのは、去年、2014年11月から2015年2月末までの約4か月。

 

大学の卒業がほぼ決まり、就活も終わっていて、特別日本に留まる理由もなかった私は、「寒い時期をなるだけ過ごしたくない」というのを第一のモチベーションに(私は寒いのが大嫌い)、オーストラリア行きを決定しました。

南半球にいくつも国があるなかでオーストラリアに決めたのは、その直前に行った台湾でのいろんな出会いが決め手になったのですが、それについてはまた今度書いていきます。

 

寒いのと同じくらい勉強が大嫌いな私は、わざわざお金を払って語学学校に行こうなどとは最初から全く思っていませんでした。(当時は全然英語喋れなかったし渡豪前もほとんど勉強しなかったので、最初は本当に悲惨なコミュニケーションを相手に強いていました。今思えば周りの人の優しさは尋常じゃなかったと思います。)

 

基本的に「まぁとりあえず航空券だけとって、行って、着いたら考えよう」くらいのノープランな旅ではありましたが、

それにしても、私が何を楽しみにオーストラリアへ向かったかというと・・・

 

WWOOF (ウーフ/ウーフィング)

 

でした。

 

WWOOFというのはですね、簡単にいうとファームステイです。

リアルなオージーの家庭に仲間入りして、大自然のなかで一緒に作業し、ご飯を食べ、語らい、同じ屋根のしたに寝るのです。

金銭のやりとりは基本的にはなく、労働力の代わりに食事と寝る場所が無料で提供されます。

 

詳しい内容はここでは省きますが、興味を持った人はググってみるといろんな情報が出てくるので見てみてください。WWOOFはオーストラリアだけでなく世界のいろんな国にあるとても面白い仕組みです。

 

 

私は3つの家庭でウーフィングをさせてもらったのですが、なかでも一番最初に訪れた田舎町のキュートなベジタリアンファミリーとの素晴らしい暮らしが、恋しくて恋しくてもう・・・。

f:id:powershake:20151008224417j:plain

 

 2歳の女の子と若い夫婦のこの一家は、超絶earth consciousな暮らしを営んでおり、

 

f:id:powershake:20151008224508j:plain

なんと、彼らの住む家は、6~7年かけてWWOOFer(ウーフィングをしに来る人たちのことをウーファーと呼ぶ)と一緒に少しずつ作り上げていったものだそうで

 

f:id:powershake:20151008230142j:plain

トイレも、この下が肥溜めみたいになってて、全部肥料に換えて菜園で使いました。

なんだろ、「ああ地球ってこうして回ってんのね」と思ったよね。

 

 

f:id:powershake:20151008225355j:plain

かわいい洗面台。干し草をつめたこのアイデアは夫婦のお気に入り。

 

 

f:id:powershake:20151008225713j:plain

ランチは基本的に外で食べる。見晴らし最高のベランダでは美味しさもひとしおでした。

 

 

f:id:powershake:20151008225111j:plain

食べるものも、自分たちが大切に管理している家庭菜園から採れる野菜をメインに作った(野菜が足りないときは買い足してた。笑)ベジタリアン食だけ。

これがもう、最高に美味しいのです。

 

 

 

 

お隣さんは10分歩かないと見えてこないほど広々していて、

f:id:powershake:20151008225328j:plain

どこでも好きなところが、自分の庭。

(↑私はこのナゾの遺跡みたいなのがなんとなく気にいって、毎朝この下でコーヒーを飲んだり、ストレッチしたり、ギターを弾いたりした)

 

この夫婦はヨガやメディテーションに非常に価値をおいていて、毎日習慣としてやっていたうえに1~2週間に5日くらいヨギ(ヨガを極めてる人)が来ていたので、ラッキーなことに私も一緒にやらせてもらうことができました。

 

朝晩ヨガと瞑想をし、毎日小さなべジガーデンを耕し、その畑でとれた野菜で作ったベジタリアンミールを食べ、時々ベジタリアンケーキを作ってコミュニティのファーマーズマーケットで売って、必要なぶんだけお金を得る毎日・・・。

 

こう書いてみると、超絶ヒッピーな暮らしをしてたなぁ~と思います。だってこのライフスタイル、ヒッピーそのものだよね。笑

 

当時はただ毎日が楽しくて、生きやすくて、暮らしがシンプルで、何もかもがとても新鮮で、

 

何より、

 

全ての料理がビックリするほど美味しかった!

実際に私は食事の度に驚愕してました。笑

 

ベジタリアンミールって、もっと無味無臭でマズくて、忍耐が必要なものかと思って覚悟して行ったのに、実際は肉の必要性と存在を忘れるほど豊かで美味しいものなんだとわかったことも、私にはとても面白くて大きな経験でした。

日本ではどうしても完全にベジタリアンでいることは難しいけど、今でも私は可能な範囲で基本ベジタリアンを実践しています。

 

ヘンな終わり方ですが、当時の一日の流れを書き出して、あのヒッピースローライフを噛みしめて今日は終わりにします。読んでくださっている方々にもこの暮らしの解放感が伝わったらいいなぁ。

 

 

 

【一日の流れ】

まず、私がWWOOFINGしていた時は、私と同年齢くらいのイギリス人×2(すぐに判明したけど彼らはゲイカップルで、自転車でオーストラリアを旅してた)と、私よりちょっと年齢上のフランス人×2(彼らはストレートのカップルで、free money partyをとか支持する結構強烈なヒッピーだった。笑)が一緒でした。

f:id:powershake:20151008235513j:plain

 

8:00~9:00

徐々に起きだして、シリアルかパンか、菜園から食べたい野菜とフルーツを摘んできて各自朝ごはんを食べる。もっと早く目が覚めた日は散歩したり、芝生に寝転んだり・・・

f:id:powershake:20151008235113j:plain

朝フラっと外に出ると大概カンガルーがいます。ワラビーも。平気でそこらへんに。笑

 

9:00~10:00

作業。一時間半くらいべジガーデンのお手入れしたり、新しい納屋を作ったり、ファーマーズマーケットで売るものつくったり。

f:id:powershake:20151009003815j:plain

 

10:00~13:00

3時間くらいかけてお昼ご飯をつくる。パンを粉からひいて、ガーデンから野菜を採ってきて、丁寧に作る。

 

13:00~15:00

食べる。みんなでお皿に分け合って、食べる。どれも新鮮な野菜から作られていて、できたて。食事のあとは紅茶をいれて、飲みながらいろんな話をする。オーストラリアの大統領(当時はtony abott)がどんだけ残念かとか、日本は「就活」っていう仕組みがあって5回くらいの面接は珍しくないとか(これにみんな驚愕していた)、ホストの夫婦いまのライフスタイルをどれだけ愛しているかとか。

 

15:00~17:00

再び作業に戻るか、昼寝したり、話が盛り上がっていたら話を続けたり、ギターを弾いたりする

 

17:00~19:00

2時間くらいかけて、カンタンな晩御飯をつくる。作り終わったらヨガと瞑想。

 

19:00~21:00

晩御飯は、みんなで室内のテーブルを囲む。

f:id:powershake:20151009000427j:plain

f:id:powershake:20151009001044j:plain

↑玄米と野菜でベジタリアン太巻き。これもすごく美味しかった。 

 

紅茶をいれてみんなで飲んで、いろんな話題について話す。

f:id:powershake:20151009001247j:plain

土足(というかみんな外も中も裸足でウロウロしてた)であると同時に、床座。笑

 

一日の終わりにそれぞれメールチェックやらニュースフィードやらを見て(この家はテレビはなかったけど、wifiはしっかりとんでた。笑)、眠くなった人から、就寝。

 

 

自然に心地よく目が覚めて、また一日がはじまる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・今年もオーストラリア行こっかなー。笑

そこまでダサくするの、オシャレにするよりよっぽど難しいよね・・・? ~免許合宿2日目~

っていうデザインありますよね。

ちょっと配色間違えちゃった、とか、惜しいんだけどなぁ・・・とかじゃなくて、

ダサ街道突っ走ってるやつ。本気の全力疾走。

 

「逆にどうやったらそんな徹底的に残念な仕上がりにできるの・・・?」と思うのですが、世の中には意外にそういう建物やファッションが少なくありません。

 

私がいま利用している自動車学校の新宿舎もその一つなのです

 

f:id:powershake:20151007222832j:plain

 

着いてまず思ったのは

「せっかく新しく作り変えるチャンスだったのに、なんでこのデザインにしたの・・・?」(この宿舎は建て替えられたばっかりで、今年の7月に完成したらしい)

 

なんでこの微妙なピンクと微妙な紫を選んだ・・・?

なんで隠しようもなく静岡なのにsanta feつけた・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやマジでSanta Fe、どっからきたの・・・?

 











f:id:powershake:20151007222225p:plain

 

RENTのLet's open up a restaurant in Santa Fe〜♩しか思いつかないし、

 

何を隠そう、アメリカはニューメキシコ州にある街サンタフェと、この静岡のド田舎の合宿所は約9,700kmも離れており、

 

飛行機で最短約22時間かかるし、最低2回は乗り継ぎを経なければたどり着かないし、

 

ここがサンタフェであると勘違いするのは、文字通り結っっっ構な離れ技なのです。

 

ここに来て2日経って、もう何度も出入りしているにも関わらず、

目にするたび不思議に思わずにはいられないのでした。

 

おわり

(そろそろ飽きてきたので家に帰りたいです。)